Manual Medicine 大場 弘 Blog 

マニュアルメディスン(徒手医学療法)は全身をトータルに捉え身体の連関性を追求する医学です。
ここではマニュアルメディスンによる治療法や、症例などをご紹介していきたいと思います。

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マニュアルメディスン研修会 in 山伏修行のメッカ・羽黒山
 

828/29日(土/日)、山形県鶴岡市羽黒町で、大いなる自然の生命に触れる体験をマニュアルメディスン研修会でおこないます。

 

この研修会の準備と下見を兼ねて、山形へと千数百キロの道程をドライブしてきました。

土曜の夜に出発、深夜に宮崎県と山形県の県境にある七ヶ宿でテントを張って野宿をしました。

ここは大きな湖があり、その湖畔には『天使ランド』と呼ばれている小さな施設があります。昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気に包まれるとても奇特な場所です。小さなお子さんにとって、心豊かな情操教育の場になっているような感じがしました。

 

早朝、山形県の上山温泉街に入り、共同浴場で朝一番、熱い湯に浸かりました。

すばらしい温泉です。

 

ここ最近、老化からくる腰痛に悩まされていたのですが、まるで私が患者さんを治療しているときのように、具合の悪いラインと腰椎の部位が直ぐに浮き上がってくるのを知覚できました。

 

いわばこの実のラインを身体呼吸で通すところから、私の身体呼吸療法が始まります。

さらに身体呼吸を深めるためには、すぐには意識化できない虚のラインを探り出し、それから虚実を合わすように、感覚的に重ね合わせます。この意識的な操作によって、正中の呼吸軸を通す身体呼吸運動が誘発されてきます。

 

湯船に入っては出て、水をかぶってはまた入ってと、何回か繰り返しました。温泉の力を借りて障害のある部位を自らの意識で通したり、正中の身体呼吸を誘発し呼吸を開くことを試みました。こうして旅行記を書いている今、おかげでとても快調になっています。

 

上山温泉を後にし山形道を北上、新庄から、秋田県の湯沢に入り、鳥海山の麓をぐるりと回って再び山形県に入ることにしました。回り道も思わぬ発見があり、楽しいものです。


途中、鳥海高原へのルート案内板を見ていましたら、『法体の滝』という所があります。辿るべきルートから外れていますが、寄り道してみることにしました。

 

思いがけない、すばらしい発見がありました。

 

外国のリゾート地を想わせる
透明感のある空間

そのなかに、その存在感を示す大きな滝


広い滝壺、そこから流れ出てくる清流


木々の緑に包まれ、ひろがる青々とした芝生の野原

 

早速、滝壺に入って泳いで滝に近づこうとしましたが、流れ出ようとする水流の勢いに近づくことができませんでした。


留守番をしている老犬に代わり、ドライブに連れてきた10ヶ月目の若いマメ柴と一緒に川で水遊びです。こうして水遊びができる所を探していましたので、大満足でした。

鳥海高原にあるキャンプ場で一晩を過ごし、象潟から吹浦へと至り、道の駅で焼き魚と岩カキを食しました。鳥海山の伏水がわき出る海岸で育った岩カキの大きさに、きっとだれもが驚かれるでしょう。

そして実家に入り、お墓参りをしてから、目的地の羽黒山国民休暇村へとやってきました。

 

羽黒山での研修会の目的は、静かさに入り込み、生命力に出会うことです。

頭蓋療法で云うところのStillnessです。私は「静謐さ」と訳しています。

 



この静謐さを味わうために、静かな場が必要です。

樹齢千年の杉に囲まれた五重塔のあたりが一つ最適かも知れません。そこで静かに瞑想してみる一時を、研修会の時に持ちたいと考えています。

 

828/29日には、休暇村の会議室で実技的な研修会をおこない、静かさの中から、治癒力を引き出すことをテーマにします。

 

研修会の最後には、自然のシャワーを浴びてみようと思っています。

流れ落ちる水の中で、静かさを体験してみようということなのです。

その場所として、私が以前、山伏の方に連れられて滝修行をおこなった所にしました。

 

そこで今回の旅の最後として、下見を兼ねて、独りで滝修行をやってみました。

 

最初は水の冷たさと流れ落ちる水の勢いに圧倒され、呼吸が荒く、我慢しているのがやっとの状態です。


しだいに呼吸が整い始めると、硬くなった身体が緩んでゆき、流れ落ちる水の勢いも弱く感じられるようになります。そしてなにかしらフワッとした温かさに包まれてゆくような感じになってきます。


そのうち、水の音だけの世界となり、雨のなかにいるような感覚になってきました。

先ほどまで、勢いよく身体にあたっていた水の勢いもなくなり、滑り落ちるように、さらさらと流れ落ちる感覚になるから不思議です。

 

それだけ身体が緩み、リラックスしたということなのでしょう。


身体の緊張がなくなってゆく過程を、こうして味わうことができたような気がします。

 

道元の云われた「身心脱落、脱落身心」とは、このように心地よい心境なのでしょうか。

 

研修会の時にも、静謐さの中にさらなる深みをのぞくことができればと願って、羽黒山を後にしました。



帰途、もう一度、上山温泉で一時を過ごし、そこから一気に自宅へと帰ってきたしだいです。



 


 

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